今回は、イグサをシステム乾燥機で乾燥したその後の作業

イグサの結束袋詰の模様を紹介したいと思います


まずこちらは、


乾燥イグサ














乾燥を終えたイグサです
収穫機(ハーベスター)で結束した把数(大)で900把ほど有ります
これを結束機によって9把ずつ結束していきます


こちらが我が家の結束機


結束機














西田式結束機です
機械の名前は、発明した人の名字(西田)がそのまま使われています

今の時代イグサ結束機も無くては為らない機械の一つです
(昔は、全て紐で結んでいました)



まず、この機械の上に乾燥したイグサを乗せます
(乗せた所は、左右に細かく振動しています)

作業1














そして、余分についているイグサ染土を落とします


この機械の下の方は、染土を貯める桶になっておりまとまって溜まるので床に散らばらず片付けが楽です
又、左側にオレンジ色のダクトが付いており作業時の粉塵を外へ排出します

作業時のほこりは、仕方ないので健康の為にマスクは必需品です



上で余分な染土を落とし乗せたイグサの下にあるアームによって手前にイグサが落ちてきます


作業2














この工程を繰り返し9把に為って結束します


作業3(結束)














始め根の方を結束し続いて真ん中辺りを結束します

結束紐には、ソフトダンバンドを使います
結束イグサの先の四角いボックスが結束機です

早いし〜しっかり締まるし〜便利に為りました



今度は、結束したイグサを保管する為に袋に入れます

袋詰1




















袋詰2

袋で遮光する事で・・


保管時の変色防止

扱い作業時にイグサに傷が付きにくい

何よりも扱いやすいなどのメリットがあります





そして、袋詰したイグサを台車に乗せます

乾燥イグサ台車へ














我が家では、台車に積み込んだイグサを台車ごとリフトを使って倉庫二階に上げます
台車は、移動が出来るので二階で作業する際に便利です


そして、倉庫二階に上げたイグサは、奥の方から詰めて保管します




三回に亘りイグサ収穫期の作業内容ををお届けしましたがご理解いただけたでしょうか!?
この外にもイグサを刈り終えた田んぼに稲を植えたり諸々の片付けなど色んな仕事があります
毎日単調では、有りますが忙しい日々を過ごしており紹介には至りませんでしたが少しでも私達イグサ農家の仕事内容や苦労が皆さんに紹介して伝われば本望です




まさにイグサ刈り体力と睡眠不足との戦いです




by  ヒデピョ〜ン。。




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