堅い素材で囲まれている現代ハウス
室内は、フローリングが当たり前となっている
使い勝手も良く、デザイン的に応用が利く
そのため雰囲気を固定化しない等と言った長所がある
だが、人間は果たしてそれに満足しているのだろうか!?

よくよく考えてみよう
一日の仕事が終わり、ホッと一息つく瞬間、柔らかい素材の上でくつろいでいる
私が思うにこれは、本能的な物だと感じる
ペットを観察して思うのだが、彼らがくつろぐ場所も必ずと言って何かしら素材の上である

現代の畳室内環境を見てみよう
建材床の普及により、本来安らぎの空間である和室のイメージが変わろうとしている事実
軽量化やコストダウン等と言ったニーズを考えた結果、以前とは違う畳は堅いというイメージが生まれ、感触としてフローリング化ている現実がある

日本の文化として根付いてきた和室
その本来の意味を思い、今後フローリング床と差別化した空間を提供していかなければ、存続そのものが難しいかもしれない
床材として、堅と柔の感触の違いをPRした室内空間の提供
今一度、畳床から受ける感触の重要性を考慮した提案を心がけて行かなければならない時代ように思う

柔らかさをコンセプトに措いた和空間の推進
一様式として生き残る為に、潜在本能を活用したこの様な取り組みが、今後の和室の運命を左右するのかもしれない



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