東奥畳店には、二人の職人さんが居らっさいました
私よりも可成り年下でしたので、もしかしたら研修生だったかもしれません
(私の見当違いでしたらすいません^^;)

二人とも優秀な職人さんで、店先には畳技術競技会で優勝した優勝旗が・・
前本康宏さんと加藤和幸さんです
素晴らしい!
w(゚o゚)w オオー!

優勝旗


双方ともてきぱきと作業をこなされていた様子が今でも印象的です
改めて東奥畳店の大将の指導、そして職人としての技術の高さを感じた瞬間でありました

私は、畳屋さんの仕事内容に対しては全くの無知^^;
その為、寸法取りの様子を見せていただく事に・・

寸法取り

床の表面のムラ直しは当たり前の事です
そして敷き込みの寸法に合わせて框の板を微調整
そして板を縫いつけ
板の縫い目の数で畳のランクが違う事も教わりました
昔は、畳の側面の微調整にネジ藁を使って四つ割り付けにされていたそうです
今回その説明に使う写真を取り忘れていました
残念です(><)

手際の良い作業に準じての説明
ほぉ〜なるほど!
('▽'*)ニパッ♪
仕事ではありますが職人技を感じましたよ

そして・・

ココで一つ、私に疑問が!Σヾ( ̄0 ̄;ノ
それは、・・

框の板を動かし微調整
縁際の寸法も微調整
それで良く他の家の和室に他の家屋で使用されていた床が再利用できるな!?
そこで大将にクエッション
^^

大将曰く・・
『従来の京都の家屋は、6畳の和室と言えば他の家屋の間取りと比べてもほとんど狂いがない』
『それだけ昔の大工職人は腕が良かった』
との答えが返ってきました

京都職人の職人たるレベルの高さ
改めて匠の技に圧巻
凄い!
w(゚o゚)w オオー!


『畳を縫いつけるのは最後の仕事』
『それまでの手間を怠らず手を抜かない事』
大将が言われたこの言葉が今でも心に残ります

仕事に対しポリシーを持ち、作業に対しても手を抜かない拘り
私は、イグサ栽培農家そして畳表製織職人として相通じる思いを感じました


つづく・・