一ヶ月間テナントに立つと、あることに気づく
立ち止まられた方々、年齢で言うと60歳以上
その話題は、藺草を懐かしむ話が中心となる

『昔、藺草を織ってました』
思い出の内容は人それぞれではあるが、い産業に何かしら携わっていたと言う記憶である

今から30年前
八代地方は、辺り一面緑のジュータン(藺草)が広がっていた
市街地もい産業の景気で栄え、ゆとりある日常と共に経済も富を得ていた
作れば売れる儲かるがステータスの時代
その記憶は、八代地方の人々の記憶から消えることはない

藺草を通じて年齢を超えた会話が弾む
語る人々は、笑顔であふれ生き生きとした表情
そこから時代の栄光を感じる

全くの他人が共通の話題で結ばれる
八代は、つくづく藺草の町だったと感じる瞬間である