ただ今農繁期
イグサの植え付けも中盤に差し掛かり後もう少しです

我が家は、イグサの植え付け機械で行っています
実は、イグサを植える機械二種類あるんですよ!
と言うよりも植え付け機の機械メーカーが二つ有るといった方が分かりやすいかと思いますが・・
そのメーカーは、ヤンマークボタ
どちらのメーカーもイグサ移植機に関してもう製造してないので今有る移植機貴重なのであります
ちなみに我が家は、クボタです!

そういう意味で今回は、毎日行っているイグサを機械で植え付ける前の『苗作り』を紹介したいと思います

イグサ移植苗作り

文明の利器で開発された素晴らしい機械
イグサ移植機
植え付けるのが機械なら勿論苗作りも機械です

イグサ株を解す

まずは、田んぼから泥を落としてきた苗を解します
そして、古株等を取り除き同時に余分な泥を落とします
(古株とは、植え付け時の親株や老化した茎)

泥を落とす

家によって苗の処理方が違うかと思いますが我が家では、この様に行っています
今年は、若苗なのでこの作業捗りますよ
やっぱ機械植えは、若苗が一番です

ココまでがイグサ苗処理機を使用するまでの準備段階
これから機械を使って苗作りが始まります
まずは、苗処理機で処理した苗を入れるカセットを装着します

カセットを入れる

そして、先程準備しておいたイグサの苗を機械に通します
ベルトで挟んで行く為一株ずつ丁寧に・・・

苗を処理機に通す

この機械は、イグサの苗の裏先を切って行きながら余分な根も切って行きます
(裏先とは、イグサの茎の部分)
そして、先程装着したカセットに詰めていくのです
奥の方から一株ずつ
機械による詰め込み作業説明が難しく見れば一目瞭然なのでチャンスがあれば実際に御覧下さい
本当に見ていて感心しますよ

苗が処理機から出てくる

この様にカセットに苗が詰め込まれ出て来ます
そして、苗がカセット一杯に為ったらセンサーで自動的に止まる様に為っています

カセット一杯に為るのに最短で6分ぐらい掛かります
理屈では、1時間に10カセット出来る計算に為りますが他にもすることがあるので思うように行かないのが現実です^^;
地道ですが機械植えは、この作業が重要なのです

そして、これが機械で詰めた苗

カセット苗仕上げ前

カセットに詰まってはいますがこれで完成ではありません
これからは、人間の手で仕上げていきます
浮いてる苗を取ったり植え付ける際に欠株が出ないように隙間が無いように詰めなおします
機械での作業最後は、やっぱり人間の手なのです

隙間無く詰め直したら今度は、剪定(せんてい)です

裏先を揃える

良く見ると苗の長さもばらばら
電動のバリカンで仕上げていきます
そして、仕上がったイグサの苗がこちらです

パンパカパ〜ン



カセット苗出来上がり

どうです!
仕上げ前の苗とは、大違いでしょう
角刈り一丁上がりです!!
この様な苗が10a植え付けるのに50カセットぐらい必要に為ります
(クボタの場合)

今度は、出来上がった苗を水に浸けます

出来た苗を水に浸ける

仕上げた順に暫らく水に浸け水分補給
その後上げては、水切りし苗を棚の台車に並べ保管します

こんな感じに・・・

苗を台車に並べる

置き場所も狭くてすみ重宝しています
植付する際は、この台車ごと田んぼまで持って行き植え付け作業を行います


苗作りを紹介してきましたが理解されたでしょうか!?
機械(苗処理機)を利用しますが最後は、やっぱり人間の手
そういう意味でも苦労が少しでも理解していただけたら幸いです




by  ヒデピョ〜ン。。

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