父は、商い心があり欲深く儲け話に目が無い人
『打てば儲かる』を信条にひたすら畳の加工に当たった
以前の我が家は、イグサ刈り後年内は、購入したイグサを加工し年が明けてから我が家で栽培したイグサを加工するというパターンだった
その頃の我が家のイグサ作付面積は、170a位で購入するイグサと合わせると約400a分のイグサを畳に加工してたと思う
今では、信じがたい事である^^;
イグサの仕入れに出向く事もしばしば
父と二人で原料のイグサを原草販売される農家に出向き交渉
話が成立すれば即購入そして、運搬する
その様な事が日常茶飯事だった
購入したイグサは、速選別そして、加工
短期勝負で近所では、工場とも言われていた
そうやって父と共に行動し私は、商いを自然に学んだ
仕入れに当たり原料のイグサに価格を決めるがこちらから先に価格を言わないのが商売の結束
相手の出方を伺うのだ
先に希望価格を聞くのである
父は、同業者の付き合いが多く相場価格を知っているため勿論一枚上手である
そして、農家希望価格と相場価格を照らし合わせながら交渉
相場価格より絶対高く買わない!それが基本だ
時には、価格に無知な農家も有り良好なイグサなのに低価格を掲示される事もある
そういう時は、チャンスだ
まさに目玉商品
気分が変わらないうちに即現金を支払い交渉成立
(イグサの買い付けは、現金が当たり前)
私は、もっぱら財布持ちで初めて100万円を手に取って見たのもその頃だ
確か十代後半だったと思う
さすがに感動しましたよ^^;
イグサの商いは、交渉術も大事だがそれ同様大事な事があるそれは、即座に物(原草イグサ)の良し悪しを見抜く目を持つことだ
それには、勿論経験が必要だが父は、現場を通してそれを教えてくれたのである
そのころの私の仕事は、もっぱらイグサの選別作業
一日に60把以上はこなす日々であり当たり前の事だった
そういう事も重なり物の良し悪しを識別出来る様に為るまでには、そう苦労も時間も掛からなかったのである
『交渉術そして、物を見抜く目』
これが父から受け継いだ最初の志あった
商いとは、知恵比べである
売る側と買う側の・・
時には、見本だけ素晴らしい原草イグサを用意し高く買ってもらおうとする知恵頃の農家もあったがそこを見抜くのが仕事だ
損は、絶対してはいけない事が結束
買い付けを続けているとイグサを保管している倉庫の状況や作業内容で大体農家の真面目さが分かる様に為った
その様な貴重な経験させてくれた父には、感謝している
その頃の良いイグサの第一条件は、長い事そして、当たり前のことだが先枯れの少ない事だ
大量生産の時代4.0尺以上をどれだけ打つ(加工)かが見極めの基本となる
今の様に『品質が良い』とか『縁下がいい畳が出来る』と言う事にあまり拘っていなかった様に思う
単純に硬いか軟いかの区別だけ
そんなに拘らなくてもある程度の原料でも安定した価格で売れる時代だったからだと思う
品質に拘らなくても良かった理由を別の見解をすればその様な事を心配しなくても良かったのかもしれない
今と比べて田んぼも地力があり自ずとイグサの品質も自然と良かったのかも・・
父曰く・・
『農家ではなく商売人に為りたかった』である
私は、イグサの買い付けを通じ父の志の一つ商いを受け継いだ・・
by ヒデピョ〜ン。。
本日のご訪問誠に有難うございます
思いを心で語るヒデピョ〜ン。。がお贈りするグローバルな世界
良ければお帰りの際に下のWのタグをポイポイット クリックして頂けると嬉しいです^^;
『畳表のやすらぐ力、そこから生まれる和の心を感じてもらいたい』
国産畳表PRの為、ご協力お願いします!
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以前の我が家は、イグサ刈り後年内は、購入したイグサを加工し年が明けてから我が家で栽培したイグサを加工するというパターンだった
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今では、信じがたい事である^^;
イグサの仕入れに出向く事もしばしば
父と二人で原料のイグサを原草販売される農家に出向き交渉
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その様な事が日常茶飯事だった
購入したイグサは、速選別そして、加工
短期勝負で近所では、工場とも言われていた
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仕入れに当たり原料のイグサに価格を決めるがこちらから先に価格を言わないのが商売の結束
相手の出方を伺うのだ
先に希望価格を聞くのである
父は、同業者の付き合いが多く相場価格を知っているため勿論一枚上手である
そして、農家希望価格と相場価格を照らし合わせながら交渉
相場価格より絶対高く買わない!それが基本だ
時には、価格に無知な農家も有り良好なイグサなのに低価格を掲示される事もある
そういう時は、チャンスだ
まさに目玉商品
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(イグサの買い付けは、現金が当たり前)
私は、もっぱら財布持ちで初めて100万円を手に取って見たのもその頃だ
確か十代後半だったと思う
さすがに感動しましたよ^^;
イグサの商いは、交渉術も大事だがそれ同様大事な事があるそれは、即座に物(原草イグサ)の良し悪しを見抜く目を持つことだ
それには、勿論経験が必要だが父は、現場を通してそれを教えてくれたのである
そのころの私の仕事は、もっぱらイグサの選別作業
一日に60把以上はこなす日々であり当たり前の事だった
そういう事も重なり物の良し悪しを識別出来る様に為るまでには、そう苦労も時間も掛からなかったのである
『交渉術そして、物を見抜く目』
これが父から受け継いだ最初の志あった
商いとは、知恵比べである
売る側と買う側の・・
時には、見本だけ素晴らしい原草イグサを用意し高く買ってもらおうとする知恵頃の農家もあったがそこを見抜くのが仕事だ
損は、絶対してはいけない事が結束
買い付けを続けているとイグサを保管している倉庫の状況や作業内容で大体農家の真面目さが分かる様に為った
その様な貴重な経験させてくれた父には、感謝している
その頃の良いイグサの第一条件は、長い事そして、当たり前のことだが先枯れの少ない事だ
大量生産の時代4.0尺以上をどれだけ打つ(加工)かが見極めの基本となる
今の様に『品質が良い』とか『縁下がいい畳が出来る』と言う事にあまり拘っていなかった様に思う
単純に硬いか軟いかの区別だけ
そんなに拘らなくてもある程度の原料でも安定した価格で売れる時代だったからだと思う
品質に拘らなくても良かった理由を別の見解をすればその様な事を心配しなくても良かったのかもしれない
今と比べて田んぼも地力があり自ずとイグサの品質も自然と良かったのかも・・
父曰く・・
『農家ではなく商売人に為りたかった』である
私は、イグサの買い付けを通じ父の志の一つ商いを受け継いだ・・
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本日のご訪問誠に有難うございます
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