今年、『ひのはるか』が本格的に市場に出回るようになりました
そこで、畳屋さん問屋さんに新品種である『ひにはるか』に対して、栽培そして製織した経験を基に個人的な感想を述べたいと思います
ちなみに私は今年『ひのはるか』を30a栽培しました
まず栽培に関しての見解です
我が家は『ひのみどり』を主力として栽培していますので、あくまでも対象の藺草は『ひのみどり』ですのでご了承ください
ひのはるかの特性として感じたのですが・・
長所として『伸びる』『テレヤケ』が無い、そして『着花』が先刈り当初はありますがその後の新芽に関しては着かない
これが品種の特性的な長所だと感じました
本来、藺草の栽培はいかに伸ばすか、そして品質的にテレヤケがない藺草を栽培するか、この2点に重点を置きます
『ひのはるか』は、その技術的な面を品種の特性で既にクリアーしています
したがって、農家としては栽培しやすい品種だと感じます
次に短所のに関する見解ですが・・
最大の欠点は充実具合に欠けるという面です
原草重も軽く、い草の耐久性からいえば劣るといっても間違いないでしょう
その為、現在のニーズとなっている重量制の規格からいえば、1枚に対する原料も多くなります
自ずと見た目は『ひのみどり』の面顔(めんずら)に近くなり、上前をカットすれば差別しにくい表に為るかと思います
裏情報ですが・・
今年は『ひのはるか』が『ひのみどり』に化けて流通している現状があります
くれぐれも畳屋さんは仕入れに関して十分慎重になる必要があると思います
結論としては、・・
敷物としての使命から言えば劣る品種だと私は思いました
しかし唯一の救いは、見た目に元白(根白)もなく、綺麗だと言うことです
畳表の材料として、耐久性を取るか!見た目の優美さを取るか!
それは扱う側の考え方だと思います
次回は製織に関しての意見を述べたいと思います
お楽しみに・・^^
そこで、畳屋さん問屋さんに新品種である『ひにはるか』に対して、栽培そして製織した経験を基に個人的な感想を述べたいと思います
ちなみに私は今年『ひのはるか』を30a栽培しました
まず栽培に関しての見解です
我が家は『ひのみどり』を主力として栽培していますので、あくまでも対象の藺草は『ひのみどり』ですのでご了承ください
ひのはるかの特性として感じたのですが・・
長所として『伸びる』『テレヤケ』が無い、そして『着花』が先刈り当初はありますがその後の新芽に関しては着かない
これが品種の特性的な長所だと感じました
本来、藺草の栽培はいかに伸ばすか、そして品質的にテレヤケがない藺草を栽培するか、この2点に重点を置きます
『ひのはるか』は、その技術的な面を品種の特性で既にクリアーしています
したがって、農家としては栽培しやすい品種だと感じます
次に短所のに関する見解ですが・・
最大の欠点は充実具合に欠けるという面です
原草重も軽く、い草の耐久性からいえば劣るといっても間違いないでしょう
その為、現在のニーズとなっている重量制の規格からいえば、1枚に対する原料も多くなります
自ずと見た目は『ひのみどり』の面顔(めんずら)に近くなり、上前をカットすれば差別しにくい表に為るかと思います
裏情報ですが・・
今年は『ひのはるか』が『ひのみどり』に化けて流通している現状があります
くれぐれも畳屋さんは仕入れに関して十分慎重になる必要があると思います
結論としては、・・
敷物としての使命から言えば劣る品種だと私は思いました
しかし唯一の救いは、見た目に元白(根白)もなく、綺麗だと言うことです
畳表の材料として、耐久性を取るか!見た目の優美さを取るか!
それは扱う側の考え方だと思います
次回は製織に関しての意見を述べたいと思います
お楽しみに・・^^